晴天の霹靂

びっくりしました

ぬか漬け

米セレブのひらめき

お米に関して、長年私は馬鹿舌を自認して参りました。 というか、米に関して馬鹿舌なんだから、概ね何に対しても馬鹿舌なのだろうとも思って参りました。 なんでかって、毎年秋になると自慢げに店頭に並ぶ「新米」の意味が一度も理解できたことがないのです…

猛暑ぬか床 ~ガラス瓶で漬けるのが最強な気がしてきた

この夏、せっせときゅうりのぬか漬けを食べている。 30度を超える日が毎日続く中で、常温保存、しかも2,3日に一回も混ぜれば良い方というレベルの無精をしているが、今まで育てたぬか床の中で最も環境が安定して、もっとも美味くいっているので驚いてい…

きゅうりうますぎ問題

今年はエンドレスにきゅうりのぬか漬けを食べている夏なので、いきおい我が家には毎日きゅうりがある。 毎日欠かさずきゅうりがあり続け、それらはすべてぬか漬けになっていた7月だったのだ。 そんなある日、近所のお米屋さんにお米を買いがてら米ぬかを貰…

猛暑の中のぬか床 ~超絶乳酸菌パワー発動

日々暑い中、室温で育ているぬか床がやたらと元気です。 今にも菌の顔が見えてきそうなレベルにたくましく育った乳酸発酵で、夏向きに酸味のキリっとした漬物が次々と勝手に出来上がる便利さたるや。 昨今はめっきり「冷蔵庫で保管すれば毎日かき混ぜなくて…

ぬかとっくり ~ヤクルト容器に画鋲で穴をあけるのに疲れたあなたに

夏だ、野菜だ、ぬか床だ。 ぬか床が活発になってきて忙しい季節です。 冬から春にかけて漬かりの浅い生野菜みたいなぬか漬けをバリバリ大量に食べるのが好みにあっていたんですが、面白いもので、暑くなるにつれてしっかり漬かった酸味の強い漬物を美味しく…

切り干し大根のぬか漬け ~10日ほど風邪で放置していたけれど

風邪を引いている間に、野菜を漬けたままぬか床を放置していた。 喉が痛くて固形物を食べる気分にならなかったのもさることながら、自分がなんだかよくわからないものに感染している状態で、ぬか床に手を突っ込む気分になれなかった、という気分の問題でもあ…

スナップえんどうのぬか漬け ~そして糠油の感激

すっかり冬も終わり、ぶら下がりものの野菜が柔らかくて美味しいですね。 さやごと食べる豆類は種類が色々あって「どれがどれやらよくわからん」と思って暮らしてきたものですが、今年はぬか漬けにするとめっちゃ美味しい豆を見つけてしまいました。 スナッ…

ぬか床は外付けHDDとみつけたり

いろいろ世情の厳しい時代に、こんなに呑気なやつが居ていいもんだろうかと後ろめたさは感じるが、ありのままを言ってしまえば 「今朝のぬか漬けはうまく浸かっているか」 と、ワクワクしながら起きるのだ。 いい大人としてこんな目覚めが、信じがたいほど幸…

りんごのぬか漬け ~皮ごと芯ごと種ごと

この時期によく出回っている、収穫から時間が過ぎて味が薄くなってきているりんごを、ぬか漬けにしてみる。 半分に切って、そのままぬか床に押し込んで一日。 柔らかくなってるので皮も芯も種もそのまま半月切りにザクザク切って、胡瓜やら大根やら人参やら…

ぬか床育成日記 ~生糠なのか炒り糠なのか

うちのかわいいぬか床マコンドである。 とりあえず他に適切な容器がなかったために果実酒瓶に入っているが、思うにこれはだいぶ正解であるような気がしてきた。 何がと言って、ガラスだから発酵具合が目視でもわかるのである。 これは野菜を漬け込んだ直後、…

ぬか床育成日記 ~繁栄を祈って命名

開闢からひと月ほどとなる我が家のぬか床「マコンド」が順調である。 何を漬けても美味しいのでせっせと漬けてはせっせと食べてるうちに気づいた。 私は「これ、生じゃん!」となるくらいの浅い漬かり具合が好きなんである。 どんぶり一杯食べたいから。 大…

ぬか床育成日記8日目 ~ 一麹二網三茄子

我が家のぬか床がどうなっているかということに興味ある人が私以外に世の中にいるとはもちろん思わないが、ぬか床を育てることは猫を育てるのとおなじくらいかわいいので(猫の方がちょっと余計にかわいいかもしれないが)、隙あらば記録するものである。 1…

ぬか床育成日記 ~容器選び、捨て漬け、米麹投入

近所のお米屋さんで貰ってきた美味しそうな米糠で、ぬか床を育てはじめてて5日目である。 真冬の一番寒い時期でもあるので、まだまだ塩辛さの強い捨て漬けの時期ではあるが、何しろかわいいうちのぬか床なので漬けたものは食べているし、はっきり言ってそれ…