2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧
「別に、こんなことしなくてもいいのだが……」 などと心に言い訳をしながら、今年もあれこれとおせち作りの算段をして、なますや黒豆あたりから作り始めている。 いくら単身者だからと言っても自分のためにおせち料理を作るくらいのことで言い訳がましくふる…
師走も押し迫り、今シーズン私のイチオシドラマ『エルピス』も終わってしまった。 www.youtube.com あんまりとんでもない話なので後半はドラマの配信を待ちつつ、エンドロールでズラズラと並ぶ参考文献からKindleで手に入るものを次々読んでいた日々。 9冊挙…
「こういうのって一見便利そうだけど、実際使ってみると使い心地は中途半端なんだろうなあ」 などと長年思い続けてきたものが、いざ手に入ると案外毎日使い倒しているパターン、たまにある。 猫/犬模様 コーヒーカップウォーマー 保温コスター オフィスウォ…
異形の愛 異形の愛 作者:キャサリン・ダン 河出書房新社 Amazon 世にあまねく存在する愚鈍な「フツーども」を見下し、「もっともっと奇形になりたかった」と願うサーカスの花形一家没落の物語。 物語の中で貫かれている「バラエティこそが美しいんだ」という…
2022年は、毎日シャンプーするという習慣を辞めた年であった。 なんでかと言って、頭皮が凝るので買ったスカルプブラシを使うのが大変気持よくて気に入ったので 「こんなに爽快になるなら別にシャンプーもいらないのじゃないか」 と思ったのがきっかけだ…
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』観てきました。 一作目であんまり面白かった思い出がないので、行くつもりもなかったのではありますが、改めてツラツラ考えるに、2009年ならともかく未だに3Dに一人執着してるキャメロンは「だいぶ偉いよな」とい…
寒くなると猫の食事量が目に見えて増えるのは毎年のことだ。 日がな一日こたつに引きこもって寝ているのだから、夏以上のカロリーが必要になる道理もないと思うのだが、猫には猫の都合がある。 そもそも、猫が折に触れて餌をねだるのはレクリエーションの一…
普段は道が広いばかりが自慢の北海道だが、大雪の後は途端に車道も歩道も狭くなる。 たまたま小学生の列にでも行きあえば、いったん車道に出て追い抜きをかけるというわけにもいかず、一切真面目に歩く気のない彼らの後ろをトボトボとついて歩くことになる。…
雑貨店を通りしな、手袋を売っているコーナーを目に止めた。 自分で編み物をするようになった昨今、スマホ時代における防寒と実用性を兼ね備えた手袋とはいかなる形であるのかの研究に余念がないのだ。 いくつかの気になる手袋をしきりにつけたり外したりし…
いつの間にやら師走もたけなわ。 大掃除というほどのことまではしないまでも、見て見ぬふりをしていたあれこれの「見ぬふり」を意識的にやめて行こう、くらいの意識は持つように心がけることくらいはする年末です。 そんな現場のひとつがトイレです。 「あれ…
2022年下半期に観た新作映画 7月 ベイビー・ブローカー ベイビー・ブローカー(字幕版) ソン・ガンホ Amazon 是枝監督の作品っていつも端正なので、素人としては「おもしろかったよ」という以外の感想を言うとっかかりがあまりみつけられなくて困る。 是枝…
1月 スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム (吹替版) トム・ホランド Amazon 思い起こせば、記録的な豪雪のために完全に都市機能が停止してる中、なぜかわざわざ見に行った映画。 映画の内容は露骨に「昔からの観客を…
冬の入口で、まだ行く人達も雪に慣れきっていない横断歩道。 信号待ちをしていたら目の前におもちゃのように小さな犬がいる。 「犬って猫より小さいよなあ」 と感心して見てる間に、猛烈な勢いで子犬が震え出した。 ……えっ?あれ?なんかこの子めちゃめちゃ…
『エルピス—希望、あるいは災い—』が、毎週毎回面白いですね。 www.youtube.com 最初の頃は政権から報道に圧力かけられてメディアも大変、という話かと思ってみていました。 それにしたって安倍一強政権下では絶対に放送されなかった話でしょうから大変興味…
スラムダンクを見てきたよ。 www.youtube.com 実を明かせばバスケットはおろかスポーツ全般観戦音痴だし、スポ根もヤンキーカルチャーもどっちかといえば苦手だし、原作漫画もよく知らないし。 観客としては無礼なほど全方位的に興味ないタイプなんだけど、…
冬には冬の悩みがある。 猫がいつまでも炬燵から出てこないので、下のラグが掃除できないのだ。 言葉にすればつまらぬ悩みのように響くが、まあ聞いてほしい。 この季節の炬燵は、猫が日がな一日居るところであり、人間が食事をするところでもある。 要する…
朝、カーテンをあけた瞬間に世界が白い朝というのは、毎年経験しているはずではあるが、何十回経験しても未だにハッとする新鮮さがある。 外界が白く、すべてのものがシンとして、誰もかれも家にこもり、世界は私のものである。 寒い日に外を歩くと実感する…