我が家では小型の強力マグネットをたくさん使ってます。
手帳にボールペンをくっつけておくシステムなどは天才的な発明であると信じてはばからないところで、使ったり、ぺしっと戻したりする瞬間が毎回大変気持ちよい日々です。
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最近もうひとつ、なかなか絶妙なシステムを開発しました。
もともと、机の両脇にスチールのブックスタンドを設置して、マグネットで小物を色々収納しておくように使っていたのです。
現在ネックスピーカーの親機と照明のリモコンがくっついております。
これは、見栄えも何もあらばこそ収納したいものの裏面にマスキングテープでマグネットを張り付けてあるだけのもの。
見た目は大変残念ですが、超便利なので一切気にしない性格を「おおらかさ」と表現していきたい。
ところが、しばらく悩んでいたのがケーブルの類なのです。
スマホ充電用ケーブル、電子書籍リーダー充電用ケーブル、ネックスピーカー用イヤホンジャック、などなど、毎日使うケーブルは机周りに増えていく一方。
こういうものこそマグネットで自由につけたり外したりしたいところではありますが、どう工夫してもケーブル自体が細すぎてしっかりマグネットが付けられませんでした。
それがある日、「ケーブルの先端はメタルなのだからブックスタンドの方にマグネットがついていればいいのではないか」
という当然のことにやっと気が付きました。
しかもブックスタンドはさほど厚みのあるものではないのでテープで張り付ける必要すらなく、表と裏からマグネットで挟むだけで良いではないか。
なんだ、こんなことでよかったのか。
この方法のメリットはもう一つありました。
ケーブルがごちゃごちゃしてるところは猫が隙間を駆け抜けたりしてしまうので、強力に固定されてしまうと強い力が加わったときなどに端子の先端部分が破損しかねないという心配があったのです。
その点、ケーブルの先端部分だけにたよってくっついているとさほどの強度もなく、テンションがかかると逆らわずにすぐ外れる絶妙なくっつき加減になりました。
ちなみにこの、「薄いものに対してなら磁石同士のくっつく力によって固定できる」という、馬鹿みたいに単純な気付きはウエットティッシュケースの裏蓋にも絶大な威力を発揮しております。
蓋自体が柔らかく曲がるのと、凹凸が多いためにどんな接着剤でもうまくマグネットが付かず、冷蔵庫のドアにくっつけておくと夜中に時々落下したりしていたウエットティッシュの詰め替えケース。
蓋の内側からもマグネットをくっつけて、横にずれたりしないようにセロハンテープで軽く固定。
マグネット同士のくっつく力によって互いに頑張りあってもらうという単純な方法で二度と落下しなくなりました。
どうしてこういう単純なことって意外にすぐ気づかないものか。
(シルコットのケースなのに、全然関係ないメーカーの中身が入っているのはご時世)。
やはりある程度雑な性格の人間が物を整理しておくには『マトリックス』のごとく、すべての壁を床として使うに限りますね。
磁石されあれば、ニュートンがどう思うと四方八方全部床、どこでも物置き。
そんなに使うと思わなかったので30個入りを二度買ったのですが、次は最初から100個入りを買おうと思っているくらいなんにでもくっつけている。
スチール製の事務用ブックエンド。
本を押さえるのにも使えるけど、マグネットくっつける用でもあるので、高さ20センチと、よく見かけるものより少し大きいところが便利。