「今時、進化系OAタップくらいで感動してるのはお前だけだ」と思われるに違いないことにも臆さず素直に話したい。
その前にまずOAタップ暗黒時代について縷々述べてみよう。
論点は、なぜ深く考えていない「やっつけOAタップ」は細く長いのか、である。
家具の隙間に押し込みなさいとかテレビ台の裏に隠しなさい、とか。
そういう意図で深く考えずに作ると細く長くなっていくのだろうけども、電気製品が増えれば増えるほど、どれほど悲惨なカオスを作りだすのか、知らない現代人はいないに違いない。
だいたい、隙間なんかに押し込んだ日には掃除もできずに静電気で埃がたまっていく一方だ。
君たちは、どうして事態が手に負えなくなると視界から隠すことで乗り切ったことにするのか。
しかも引っ越しや配置換えの時に急場しのぎで適当に買った「やっつけOAタップ」が、いつまでも家にあり、とりあえず使ってしまう、というのも大変よろしくない状況を生み出し勝ちなのだ。
誰でも薄々気付いているようにOAタップはもっと気を使われるべきだったのだ。
色々考えて、新しく買ったOAタップはこれである。
ポイント1 USBポートはあると便利だな
スマホやらなにやら買ったときに毎回ついてくるUSB充電用のコンセント変換アダプタが家に色々余ってるから、わざわざ専用のUSB充電ポートはいらない、とばかり思っていた。
しかしUSBポートがあるだけで一気にすっきりコンパクトになったことには驚かされた。
そうか今まで変換アダプタで無駄に場所を取っていたのか、と使ってみて初めて知る(今時そこかよ、とは自分でも思ってるのでそっとしておいてほしい)。
ポイント2 コンパクトにして浮かせるのが一番
かさばるから隠したくなるんであって、コンパクトだとそんなに目障りにもならない。
まず、OAタップの裏にアロンアルファで強力磁石を接着するのだ。
デスクサイドにステンレス製のブックスタンドを置いてOAタップをくっつける。
左右にそうやってOAタップを浮かせた。
小さいから邪魔にならないし、分けてるから絡まないし、浮いてるから埃たまらない、最初からこうすべきだったのだ。
調子に乗ってきたので、足元用にもう一つ欲しい。
ポイント3 小型マグネットと大きめブックスタンドでより便利
マグネットは百均にもあるが、小さくて強力な方が断然用途が広がるのでちゃんと選んで買ったほうがいい。
私はこの百個入りを買ったが便利に使ってるので全然余らない。
OAタップ裏面には6個くらいくっつける。
直接アロンアルファをつけるのにちょっと抵抗があるので、まず裏面全体に養生テープを貼って、その上からアロンアルファをチョンチョン、と垂らしマグネットを一個ずつ載せる。
欲張っていっぱい貼ってしまうと磁力が強すぎて動かしたときにアロンアルファの方がはがれたりもするのでその辺は数で調整。
質実剛健な大き目ブックスタンドはOAタップが余裕で収まるサイズである。
ついでに照明のリモコンとかネックスピーカーの無線親機とか猫用ブラシとかもペタっとできるので、手元におきたいごちゃごちゃしたものにはあらかじめ小型マグネットをくっつけておくようにすると机の上が散らからない。
色気も素気もないがマグネットとセットで愛用してるのでこのブックスタンドも家にいっぱいある。
なぜかAmazon定期おとく便で買うと割引になるのだけど、こんなものを定期的に買うのって私くらいではないんだろうか。