晴天の霹靂

上品な歩き方とかを習得できないまま人生を折り返すとは

長い配線を天井に這わせることに関する大発見

 

古い賃貸住宅あるあるですが、我が家はありとあらゆる壁コンセントのすべてに電源タップがぶら下がっています。

おそらく築40年くらいの物件なんですが

「ほんとにっ?40年前ってこんなに家電少なかったっけ?」

と、事あるごとに疑ってしまうくらい、普通に暮らしてて驚異的に足りない。

 

いきおい、あらゆるコンセントを分岐し部屋中引き回しているのです。

電源のみならずLANケーブルなんかも、部屋をまたいで張り切って引き回した結果、家じゅうどこでも線だらけ。

ここで疑問なのは

「賃貸住宅組のみなさんはこの手のケーブルをどうしていらっしゃるのか」

ということです。

 

まず最初に誰でも思いつくであろうアイテムが配線カバー。

しかし、釘などで固定するならいざしらず、両面テープ程度では天井に使っているとだんだん落ちてきます。

しかも落ちると修復が面倒くさいし、面倒くさくてしばらく放っておくと目も当てられないほど「荒れた部屋」感が出るしで、だいぶ使いにくいもんだなと、買うたびに思っておりました。

 

 

落ちるようなものを使わずに最初からケーブルを直接止めればいいのではないか、と思ってひっつき虫でピタピタくっつけていたこともあったのですが

これはこれで、少量だとケーブルの重量に負けるし、たくさん使うとやや見た目に難が出てくるのです。

不器用な人間がこういうものをうまく使うのは結構難しい。

 

一体何が正解なんであろうか、と長年だいぶ考えた結果、先ごろ私はついに正解にたどり着いたのです。

幅が広めのマスキングテープ。

壁の色に近いマスキングテープで直接ケーブルを張るのが一番扱いやすく、見た目がすっきりして、配線を変えるときも面倒くさくないのでありました。

インスタ映えする部屋を目指すのにはさすがに使えないでしょうが、私くらい手先の不器用な人が適当に配線カバーを使うのと比べると、そんなに見劣りしないくらいにはきちんとできます。

(なおケーブルを覆って、なおかつ壁面にしっかり接着する幅の広さが必要なので30mmくらいあると使いやすい模様)

ひとたび使うと

「なぜ今までこれに気づかずに配線カバーなぞせっせと買っていたのであろうか?」

と急に不思議になってくる近年の大発見でありました。ユリイカ

 

 

ついでに、最近見つけた電源タップの中の地味な大ヒット。

コンセントに挿しておくと勝手に充電されて非常灯になり、コンセントから外しても使えるのでそのまま懐中電灯にできる。

停電などで電源が落ちると勝手についてくれるのがポイント。

タコ足配線しまくり帝国の我が家は時々ブレーカーが落ちるので、急に暗くなったときにぼーっとついてるこれをヨイショと引っこ抜いて玄関までブレーカー上げに行ってます。便利。