晴天の霹靂

びっくりしました

一万円以下の口腔洗浄器はどれくらい使えるか実証 

 

私が口腔洗浄器を大変気に入って使っていることは、以前にも書いているのです。

rokusuke7korobi.hatenablog.com

気に入っているというか、ひとたび使うともう「それのない暮らしには戻れない」それが口腔洗浄器。

 

 

運用としては

1,口腔洗浄器で歯間の汚れをぶっ飛ばす(給水して2回)

2,高濃度のフッ素配合歯磨き剤と電動歯ブラシで磨く

3、ぺっとしたらすすがないで終了

の手順が気に入ってやっております。

 

口腔洗浄器が後か先かについては人によって好みが分かれそうな気がしますが、私は口の中に食べ物の余韻が残ってるまま歯磨き剤を使うのが気持ちよくないので、先にスッキリ派です。

それから売り場で見比べた結果一番フッ素の配合濃度高かった歯磨き剤をつけて電動歯ブラシで使う。最後は歯ブラシだけ水洗いして終了。

この運用で、いつも非常に気持ち良いです。

 

口をすすがないで良いことは、フッ素が残るというのもありましょうが、液体歯磨きでなく普通の歯磨き剤を使っているため、完全に泡立つまでしっかり磨かないと最後に口の中に味が残って気持ち悪く、絶対に隅々まで丁寧に磨く羽目になるのが、はからずも大変良いのです。

「磨いたら口をすすぐもの」と思い込んできたので、実際やってみるまでいくらか抵抗ありましたが、いまやもう、どう考えても最後はすすがないほうが圧倒的に口の中が快適。

 

そして本題、口腔洗浄器について。

最初は選ぶ基準がよくわからないので「とりあえずパナソニックなら間違いないだろう」という当て推量の中からたまたまアウトレット品の出ていた商品を使っていました。たいそう気に入っていましたが、なんと買って数か月で洗面台から真っ逆さまに落としてしまい、一番大事なノズルの接続部分をポッキリ折ってしまったのでありました。

「また一万円出してドルツ買うのは無理だ。もっと安いのでは使い物にならないのだろうか」と買ってみたのが6500円ほどのSHIROEというメーカーの製品でした。

「果たして一万円以下の口腔洗浄器は使えるのか」といぶかりつつ使い始めて三ヶ月がたったところです。

結果としては、絶妙に値段なりに使えています。

ドルツと比べると「ちょっと工夫が足りていない」感が随所から漂ってはくるのです。

充電するときにいちいちシリコン製の小さい蓋を開けたり閉めたりしなければならないのが面倒(ドルツは置くだけでよかった)。

タンク部分が閉まりにくく使っている間に外れておちることがある。

使っている間にスイッチに手が触れて勝手にモードが切り替わるところがある。

 

それぞれ使うたびに不便ではあるんですが、それも朝晩1日2回ずつ使っていれば「こっちが使い方を熟練することによって歩み寄ることが可能な欠点」とも言えなくはないのです。

タンク部分が外れやすいのが分かっていればあらかじめ下の方を持つように癖をつければ大惨事になりにくいし、

スイッチに手が触れやすいのであれば、それも持ち方の工夫の方で対応できなくはない。

買えるものならドルツを使う方が日々便利ではあるものの、工夫によって乗り越えられないほどの致命的な欠点とまでは言えない。

なんならドルツは給水が200mlしか入らなかったものが、シロエは350mlも入ることについてはむしろ気に入ってさえいる(その分重くなるから使う人を選ぶけど)

 

というわけで、結論としてはある程度使い慣れてきて自分に必要なポイントが分かってくれば安めの口腔洗浄器を選択する手もあるんじゃないか、という感じでした。

使い慣れる前にいきなり最初から安い方を買うと、もしかしたら慣れるまで大変かもしれないのですが。

 

歯磨き剤も選ぶ基準が分からなかったので、「フッ素配合量くらいしか基準にできるものなくない?」と思って選んだのだけど、なんとなく歯医者さんみたいな味がするので「きっとこれでいいんだ」と思っている。

 

 

電動歯ブラシは、たまたまタイムセールになっていたブラウンのもの。数年で替えブラシのほうが高くなってきて本体を買い替えざるを得なくなるし、どこのメーカーもこなれてきてるので、電動歯ブラシについてはたぶんそんなに高くないものを数年おきに買い替えて使うくらいでいいんじゃないかと思う。毎年、ブラックフライデーとかでわりと安くなりがち。