買った本を月ごとに振り返ったりするようになると「今月は新しく買った本が少なくて、代わりに漫画が多めだったかなあ。てへ」というような言い訳をなぜか毎月書いてることに気付きます。いかに子どものころの「漫画ばかり読んでたら馬鹿になる」という洗脳がしっかり根付いているのかということを今さら実感。
ということで、今月は本当に漫画が多かった。漫画最高。
『魔の山』大好き。変な人達をぎゅーっと閉鎖空間に押し込めるとだんだん誰も変じゃなく見えてきてちょっと気持ちがいいですね。
小説の方も読み返したりしてましたが、さすがに長いのでおいそれと通読はしない。片思いの女性に「写真をください」ってねだったら肺のレントゲン写真をくれた、というエピソードが好きです。ヌードにも程がある。
タイトルがわざとらしすぎるのでどうなのかな、と思ってたけど、とてもおもしろかった。とくに「罵倒語を適切に使うと人生結構頑張れる」という知恵がめっちゃ役に立ちました。おかげで人を傷つけなくて使いやすい罵倒語を探してはボキャブラリーの引き出しに追加する今日このごろ。ジーザスファック。
全2巻とも買った。つい出来心。先月の『東京怪奇酒』から完全に清野とおるが癖になって抜け出せなくなった5月でした。
こっちは全五巻買いました。読み始めるとどうも次が気になってしまってだね。
こ、こっちはKindle Unlimitedに最初の2巻が入っていたので無防備に読んだらそのまま3,4巻と続きを買う羽目に。恐ろしや。
ローティはずっと気になっていたものの「さすがに高くて買えない」と思っていたんですが、「こんなに清野とおるばっかり買ってるならローティ買えるじゃん!」という全然わからない理屈で突然思い切ってぽちった。そしてまだ読んでいない。すいません。
これも最初の2冊くらいKindle Unlimitedに入っていたので何の気なしに読み始めたらあまりにも面白くて6巻全部買って読み終わってしまった。
この業界もけっこうな関心領域の壁の外におかれがちですね。なんとなくタブー化して「お上品な人はあまり関心を持たない」ということにしておくことによって携わる人たちがどういう労働条件を強いられているのかを考えなくていいことにされているのではないか、というあたりでだいぶ衝撃でした。
こういう作り手側の構造主義の本っていっぱいあるけど時々読みたくなります。人類は長い間真剣にお話と遊んでるのだ。
清野とおるを買いすぎなのはわかっている。寝る前にちょっと読みたくなったりするのよ。
映画が非常に面白かったので買ってみたのだけど、原作はいろいろ違っていて驚いた。そもそも登場人物が映画よりだいぶ多いので「おおっ、誰が誰だっ」と思いながらまだ読みはじめたところ。