晴天の霹靂

びっくりしました

出汁取り機の革新 ~ティープレスと耐熱メジャーカップのシンデレラフィット

ずーっと前から、日々の出汁を取るのにティープレスを使っています。

鰹節やらだし昆布やらを入れてお湯を注ぐだけなので非常に簡単。

その出汁でさっと野菜を煮て味噌を溶かせば一人分の味噌汁が作りやすいので代替わりしながら愛用しています。

今使っているのはハリオ製ですが、しょっちゅう壊すのでもう何代目やら。

四杯用で600ml、味噌汁一回分には大きすぎるようでもありますが、これくらいのサイズだと洗うときに中まで手が入るので大変扱いやすい。

ということでもう何年も600mlサイズのティープレスを出汁製造機として使っているのですが、先日ガラスビーカー部分を割ってしまいました。

 

買い換えないとなあ、と思いつつ当然その日も出汁は必要。

なんとなしに台所にあった耐熱ガラス製のメジャーカップに鰹節を入れてお湯を注いで、なんとなくいつも通りハリオのプレス本体をかぶせてみると、まさかのぴったりフィット。

「もしかして世の中の600mlのガラス製ビーカーというのはだいたい同じ径でできているのだろうかっ!」

と興奮で胸が打ち震えたものです。

良い出汁が取れたのもさることながら、普通に今までより使い勝手が良いことまで発見してしまいました。

 

ティープレスって、テーブルに出したときの見栄えを意識してのことか、持ち手部分がステンレス製など別素材になってることが多いのです。

これが調理器具としては、ちょっと洗いにくかったり、しまうときにかさばったり、電子レンジにかけられない原因になったりしていたものですが、持ち手まで一体型の耐熱ガラスのメジャーカップで代用してしまえば全部いっぺんに解決。

出汁を取りつつ計量も簡単です。

最初からこうやって売り出すべきなんじゃないかと思ったくらい、出汁取り機としてはメジャーカップのほうが圧倒的に便利でした。

 

しかもまた割ってしまってもメジャーカップならどこででも手に入るし、安いし。

ティープレスのフィルター部分はパーツとして単独で買えますから、フィルターだけ定期的に買い替えていけば、あとはサイズの合うメジャーカップと、たぶん半永久的に壊れそうにない本体プレス部分の組み合わせで、我が家の出汁ライフはもう不滅なのではないか、という確信に至ったのでありました。

 

 

 

 

フィルターのところは鰹節が詰まりやすいのでたまに外して洗ったり、たまに買い替えたりする。