晴天の霹靂

びっくりしました

カップウォーマー ~あればあったで手放せない

「こういうのって一見便利そうだけど、実際使ってみると使い心地は中途半端なんだろうなあ」

などと長年思い続けてきたものが、いざ手に入ると案外毎日使い倒しているパターン、たまにある。

 

冬の間、デスクで飲むコーヒーがあっという間に冷たくなる現象をどうしようかと考えるたびに、カップウォーマーのことは幾度も脳裏をよぎっては消えたものです。

しかし考えるに、カップいっぱいぶんくらいのコーヒーを飲み頃の温度に保つとなれば、あっという間に酸化するであろうし、そんなに美味しく飲めるとは思えないではないか。

しかもこんなところにまで電気代を使ってなんとかしようなどとは軟弱なっ!

……というようなことを考えておりました。

 

それがたまたま貰い物で手に入れてしまい

「うーむ、いらん」

などと思いながら使ってみたものです。

あらやだ、便利。

 

昨今のわたしは一日分まとめて水出しコーヒーを作っており、飲むときに冷蔵庫からだしてカップに移してレンジで温めています。

つまり、温めたてのコーヒーはカップもいい温度になっている。

このカップのぬくもりがあんまり冷めないようになってれば、中のコーヒーもそんなには温度が下がらない道理なのです。

何時間もたてば、さすがに「飲み頃」という温度ではないものの、少なくても「冷たっ!」となる温度にならないだけでも気分的にはだいぶ快適です。

厚手のカップを使っておけば中のコーヒーが酸化するレベルで設定温度を上げる必要はないのだということを、使ってみて悟った次第。

 

 

ちなみに保温性をあてこんで陶器製のマグを使っているんですが、ソーサーも一緒に買って、蓋代わりにしています。

温かさは上から逃げるので、ソーサーごとレンジで温めて、そのまま保温するとたいへん冷めにくくなります。

ソーサーの裏に水滴がつくのを飲むたびに拭かねばならないのはちょっと不便といえば不便ですが、絶対あったほうがいい。

可愛いかどうかは別として、あればついつい手放せなくなる。