晴天の霹靂

びっくりしました

夏と戦うあれやこれ

暑いのです。

40度近い地域も数ある日本列島のなかで、ちょっと30度超えたくらいのことで暑い暑い言い始めるのも気がひけるのではあるけれど、我慢するのも暑苦しいことなので、ここはやはり言わせて欲しい。

何度であろうが暑いものは暑い。

 

比較的風の通りが良い建付けのわりに夏が暑いのはなぜだろうと常々思っていたのだけれど、

蓄熱量の多いコンクリート造りのうえに、エアコンで部屋を冷やしてる世帯などひとつもない北国の集合住宅、最上階に住んでるから熱は全部上がってくるわけだし、

「結局うちが一番暑いんじゃないかしら」

という結論。

実際、一段ずつ階段を上がってくると、上にいくほど暑くなってくるのがわかる。

理屈がわかったところで涼しくなるものでもないが。

 

「気温32度くらいならまだ全然余裕のはず」

などと思いながら、なぜかアイスノンに頭つけてるうちに記憶を失い、直射日光が少しやわらぐ時間にようやく目覚めてびっくりする。

「いかん、昼間からいったい何をっ!」

と思って立ち上がれば思いの外、膝関節の接続がカパカパしており、なんだ最近の熱中症というのは関節までゆるむのかい、と思うのでありました。

 

おかげで、猫も日がくれるまで顔を見せにもこない。

扇風機の横で闖入してきた羽虫と戦う夜の猫