晴天の霹靂

びっくりしました

良い陽気になると

野菜直売所でルバーブが売っているのを見つけたので買ってきてジャムにしてみた。

ずっと昔お菓子づくりの本ではじめてみかけて

「あんなフキみたいな見た目のものを甘くするというのはどういう食べ物なんだろう」と興味津々だったものだが、買ってきてかじってみるとすぐ納得のいく、子どものころ道端でむしって口に入れたスカンポの味だった。

「ははあ、酸っぱい野草の大きいやつだったのかあ」

としきりに感心しながら砂糖と一緒に煮詰めた。

きび砂糖で似たので色は茶色いし、たたみっぽい匂いがするし、なかなか変わったジャムにはなったけれども、積年の好奇心の塊ジャムと思うとちょっと嬉しい。

 

それにしても、子どもっていうのは日常犬が散歩してるような道端に生えている草さえかじる、ずいぶんチャレンジングな生命体だったものだなと思いだされる一方で、賢しらに世界を危険のある場所だと仮定して動くようになったことで一気につまんなくなったものもいっぱいあったに違いないよな、とも思う。こういう味の茎は久しぶりだ。

かすかなスカンポの記憶から、世界が今と違って見えていたころを日差しの向こうに思い出すような、思い出せないような。

 

 

 

 

 

今日のうちの猫チャンネル


www.youtube.com

 

 

お題「うちの猫自慢」