晴天の霹靂

びっくりしました

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

桃の咲くのを待つ予感

雪道で少し気温が上がった日に一番歩きにくいのは、横断歩道の起点と終点、車道と歩道の境目のところである。 「大の大人としてこの水たまりをいかにして飛び越えようか?」 と悩んでいったん立ち止まるくらいの水深だ。 それでも考えてみれば、それは春の兆…

『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』~なんとなく、大変だ

とんでもないものを見つけてしまった。 本当に大変だ。 ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット 1巻 すべてが猫になる 【kindle限定特典付き】 (ブレイドコミックス) 作者:ホークマン,メカルーツ マッグガーデン Amazon Kindleストアを開いたら出てきたのであ…

長い配線を天井に這わせることに関する大発見

古い賃貸住宅あるあるですが、我が家はありとあらゆる壁コンセントのすべてに電源タップがぶら下がっています。 おそらく築40年くらいの物件なんですが 「ほんとにっ?40年前ってこんなに家電少なかったっけ?」 と、事あるごとに疑ってしまうくらい、普…

スーパー猫の日、吹雪の夜

2022年の2月22日が「スーパー猫の日」なのだそうで、ああそうそう、もちろん誰かがそんなこと言い出すと思っておりましたとも。 私が言うのもなんだが、みんなちょっと猫が好きすぎなのではないか。 なにかと言えばすぐに猫に癒やしを求めてばかりい…

『西部警察』 ~無駄に燃やしているように見えて、本当に無駄に燃やしていた

令和の途中恐れ入りますが、ここで西部警察の話です。 西部警察 40th Anniversary Vol.1 [DVD] 渡哲也 Amazon 私もたいがい「昔の人」枠になってはきたものの、ギリギリ『西部警察』は見たことがないくらいのお年頃です。 「石原軍団が車をバンバン燃やす番…

『ウエスト・サイド・ストーリー』~それにつけても若者は身が軽い

スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』を見てきました。 いやあ、ウエストサイドストーリって本当に「とぅなあい、とぅなあい」ですねっ! www.youtube.com ロバート・ワイズ監督の作品が1961年、今から60年前の作品ということで、母の青春時…

思った以上に楽しいクッキングトーチの話

出来心でガストーチを買ったところ、これがなかなか面白いという話です。 イワタニ カセットガス クッキングトーチバーナー CB-TC-CKGR Iwatani Amazon わりと最近一人暮らしになった父がある日 「もうこんなにたくさんいらないから」 と言ってカセットボン…

私の知らないカーリングの世界

冬季オリンピックが行われているとやらで、名も知らぬウィンタースポーツを目にする機会がちょっと増えた。 近年ぐっと知名度が上がったカーリングを見るにつけ、私は懇意にしてもらっている美容師さんを思い出すのだ。 美人なのに私の頭の上にシャワーヘッ…

雪深き街のストロングマン

近頃気になる人がいる。 家の近くの通りでよく見かける、犬の散歩をする男性。年の頃でいうとおそらく三十代後半といったところか。 雪で埋まりがちなこの冬の悪路を、車高が低いをものともせずちょこまか歩くミニチュアダックスフントは、あたたかそうな防…

歩道という概念が消える街

街から歩道が消えまして、まあ大変っちゃあ大変である。 もとい、本当に大変な思いをして日常生活を守ってくれる人が山のようにいるので、 「うっひゃー、歩くところがないわ」 くらいの感想で済んでるのであるし、 私はまだ滑って転んでも「やった、面白い…

『ゴーストバスターズ/アフターライフ』 ~「へレディタリー」になるんじゃないかと思ってドキドキした

『ゴーストバスターズ』を観てきました。 何悲しゅうて今さらゴースト・バスターズ、などと全く期待もしないで行ったこともあって大変楽しかったです。 www.youtube.com 全然ダメな人が、ちゃんとしてる人にはまったく理解できないものを守り続けてダサく終…

どんな日にも、とりあえず温めるのだヘソの下を。

寒い寒いと言ってるうちにそれでも2月になり、南のほうからは梅の便りも届き始めてどうやら冬の中に春は育っているらしい。 明るくなるのもだいぶ早くなってきているので、お腹が空いた猫から断続的に猫に顔を踏まれ、身体を蹴られして、さんざんな目に合い…

『三体』をずっと読んでいる話と、オーディブルがちょっとお得に使える話

ずーっと、ずーっと読んでおります、三体。 止まらない。 三体 作者:劉 慈欣 早川書房 Amazon そうは言っても一部『三体』二部『黒闇森林』三部『死神永生』と読み進むうちに、さすがに認めざるを得なくなってくるのが 「うむ、全然わからないし読めてないな…