近頃よく使うようになったアレクサスキルです。
しばらくの間、「なぜ仕事用のアプリなのに真っ赤な苺のマークなんだろうか」と思いながら使っていたのですが、よく見るとこれポモドーロタイマーですね。
ポモドーロ・テクニックっていうのは、流行るところでは流行っているらしい「タイマーかけて25分集中して作業をし、5分休む」を繰り返す仕事の仕方。
思いついたのがイタリアの人で、そのとき使ったごく一般的なキッチンタイマーが、ポモドーロ(トマト)型だったことからポモドーロテクニックと名付けたそうです。
要するに「トマト法」。さすがイタリア。
フランチェスコ・シリロさんと言う方が開発者の方で、ちゃんと真っ赤な本も出ています。
kindle版だとサンプルダウンロードができ、目次と前書きまで読んだらだいたい理解できたので購入はしておりません。
シリロさんごめんなさい、まとまりのいい目次をありがとう。
本のタイトルは「どんな仕事も25分+5分で結果が出る」となっていますが、実際やってみると「どんな仕事も」というわけにはいかないようです。
文章を書くときなどは25分で切られてもただ邪魔なだけで、もっと長いタームで集中する方が断然生産性が高いです。
一方、ちょっと集中しなければ読めない本を読むときなどはポモドーロで分割していくのが便利です。
25分で何ページくらい読めるものかをまず把握して、それから「この25分でだいたいここまで読む」という目安を付箋でつけて読むようにすると漫然と読んでいつの間にか眠くなるより相当効率がいい。
そもそも「内的中断にいちいちやるべきことを邪魔されないようにしよう」というところが肝です。
「はっ、メール出さなきゃ」とか「机片付けないと」とか、次々心に湧いてくる雑事は、基本的には「集中できてない」という心のメッセージなので、
すぐ反応しないで25分先伸ばししてやるべきことを優先できるようになること、
あまりにも多くの内的中断が起こるならちゃんと長めの休憩をとれるようになることが大事、というテクニック。
そういう意味では私が続けている「瞑想」とだいたい同じような手法ともいえるので、せっかくだから近頃は瞑想の時間も25分にしています。
25分を集中の1単位として身体が慣れると便利なのではないか。
瞑想も「アレクサ、瞑想25分」の一言ですむスキルを使っています。
作業を始めるときは「アレクサ、集中タイム」の一言で切り替え。
5分休憩は「アレクサ、ラジオ体操第一かけて」(気分によっては第二)が便利。
ラジオ体操も飽きてきたときはヘッドスタンドやってます。
これも5分休憩にはちょうどいい。
あんまり長くやっても頭に血が上るばかりですが、ちょっとやるとすっきりするし、バランスのものなので集中力あげるのにいいです。
4分間のHIIT(インターバルトレーニング)をすることもあるんですが、動画を見ながらやるものは検索しているうちに時間が過ぎるとか、youtubeを開いた段階でちょっと気が散る、というような傾向があるので最近は長めの休憩のときにやるくらいになってます。
在宅ワークとスマートスピーカーの相性がますますよくなり続けているという話でした。
画面付きのスマートスピーカーだと「アレクサHIITの動画検索して」ですぐ出せていいのかもしれないですが、私は気が散りやすいのでシンプルなechodotがベストという気がしている。