晴天の霹靂

びっくりしました

液体みその衝撃 ~不精版味噌汁システムがまた一歩補完された

世間に「液体味噌」という便利グッズがあることに、今更きづいて驚愕してしまった。なぜもっと早く誰か教えてくれなかったのか。

マルコメ 液みそ料亭の味 430g

マルコメ 液みそ料亭の味 430g

  • 発売日: 2016/03/02
  • メディア: 食品&飲料
 

 

朝食べるご飯はご飯と味噌汁と卵と納豆に決めている。毎日ごちゃごちゃ考えなくてよくて、一番手軽で、一番腹持ちがいい。

冷凍ご飯をレンジに入れる、昨日の残りの味噌汁を火にかける、生卵を小皿に割りいれてちょろっと水を足して冷凍ご飯の横で一緒にレンジにかける。納豆を出す。おわり。

 

ここで「昨日の残りの味噌汁」がない日というものがある。前夜家で食べなかったとか、夕食が麺類だった日とか。

そういうときは冷凍庫から味噌汁用カット野菜を出してマグカップみたいなものにパラパラと入れる、そのままレンジにかける。だいたいあたたまったところで取り出して電気ケトルからお湯を注ぎインスタント味噌汁の素をちゅっと入れる、という手順が加わることになる。朝から包丁と鍋を使おうという気が一切ない。

 

ところが、ここ最近うっすらを疑問を抱くようになっていたのだ。「この個包装のビニールに入ったインスタント味噌汁の素はちょっと無駄がありすぎではないか」マルコメインスタントわかめ味噌汁お徳用、とかの安いやつを選んでいるのでコストが気になるわけではない。しかしこの手順においてはどう考えても個包装されている必要はないし、細かい量の調整ができなくてどちらかというとむしろ不便だ。

今までそんなことを考えていなかったからまるで目に入らなかったが、疑問をもちはじめるとちゃんと目に留まるもので、ここで或る時突然味噌売り場にすでにすべてを解決した商品がすでに売られているのが目に留まった。

 

マルコメ 液みそ料亭の味 430g

マルコメ 液みそ料亭の味 430g

  • 発売日: 2016/03/02
  • メディア: 食品&飲料
 

 

なんという画期的な。世間は今まで私にだけ内緒でこんなに便利で手軽な味噌汁を飲んでいたのか。

 

あたらしく味噌汁を作る日だけでなく、「前夜の残りの味噌汁の量が少ない」時にも便利だ。

量がたりないときは適当に水を足して火にかけ、冷凍庫から味噌汁用カット野菜を取り出してパラパラと具を足して増やすのだが、そうすると当然味が少し薄くなる。そういうときは味噌を溶く手間すら不精してめんつゆを少し足して調整していた(これはこれでおいしいので好きなのだが)。液体味噌なら仕上げに好みの量を垂らすだけで調整も自由自在だ。

 

夕食用に昆布とカツオの出汁を取って作る味噌汁もやめる気もないが、一切洗い物を出さないという方針の元、何も考えずに数分で完成までこぎつけられる「不精味噌汁システム」というを整えておくと、画期的にQOLも高まるってものだと、思うのだ。

 

 

 

一汁一菜でよいという提案

一汁一菜でよいという提案

  • 作者:土井 善晴
  • 出版社/メーカー: グラフィック社
  • 発売日: 2016/10/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 あまりにもタイトルが「これ、本当は私が言い出したんじゃないかな?」っていう印象だったので、てっきり読んだと思い込んでいた本。調べたら買った形跡も読んだ形跡も一切なかった。

でもまあ、読んでないけど、食事は一汁一菜でよいんじゃないか、というようなことが書いてあるんだと思うんだよね、たぶん。

 

 

 ホームベーカリーでさつま芋丸ごととか、かぼちゃ丸ごととかを「焼き芋モード」で焼いておいて、焼きあがったら味噌汁用に切ってジップロックに入れて冷凍しておく習慣が我が家の不精な味噌汁システムを支えている。重量級野菜を好きな量だけ使えるようにしておくと食事のボリュームの調整がききやすくて、お腹すいてるときにすごくありがたい。

あとは、ばらしたきのこの冷凍と、きざんだ揚げの冷凍も常備しとけば無敵。