『ミュータント・タートルズ』を観てきたよ。
とくに共感を持てるビジュアルじゃないし、何の話なのかまったく知らないので全然興味がわかないねえ、と思っていたんですが、どうやら評価が高いらしいと聞いたので行ってきたのでありました。
そしたらワンカット目から「おっとすごいもの観に来ちゃったな」と思いました。
『スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース』のときも、アニメ表現もここまで来ちゃったら、次に作る人がもうやることないだろうにどうするんだ、と思ったもんですが、想像もしなかったような絵を作る人が着々と後に続くものですね。
手書きの絵本が動くのを見ているようで、本当に見ているだけで快感だし、アクロス・ザ・スパイダーバースほどは極端に情報量多くないので、目にも優しい。
かなり共感の難しい見た目をした４兄弟が意外にもとってもかわいいし、ストーリーもシンプルながらなかなか心を打つものだし。
話は、途中ちょっとダレたところあるなあという気はするんだけど、最初と最後が非常に綺麗にまとまってるので最終的に「いいもんみたー」という気持ちになりました。
正直なところ、亀で忍者で突然変異で高校生でオタクという設定については、なんだかわからなくはあったんですが、たぶんそれは説明されればわかるような次元のナニカではないであろう。
