晴天の霹靂

びっくりしました

首相を真似て最近買った本を順番に10冊並べてみる

 

首相が夏休みに入るので書店に行って本十冊買ったって話が今年もニュースになっておりました。

こういうの見るのは基本的に楽しいもんですが、今年もなかなかのインパクトを受けました。

sp.m.jiji.com

春ぐらいにサミットの議長国としてチャットGPTを重要なテーマにするって張り切っていたのが記憶に新しいですが、新書の『まるわかりChatGPT&生成AI』を”今”読むのっ?って思ったり。

こういうのってだいぶ宣伝になるんでしょうから、あるいは出版社である程度枠が決まってたりするのかもしれませんが、それにしてももうちょっと格好つけたりしなくて立場上大丈夫なもんだろうか。

 

 

 

そういうわけで、アマゾンの履歴から、私の最近の電子書籍購入履歴を身も蓋もなく上から十冊。

ラジオで紹介されていたので買ったばかり。これから読む。

千年前の鉄壁の男社会の中で職業人として生き抜いた女性が書き残した様々な女たちの生き様なんて、それはやっぱり時代の文脈に沿って新しい解釈が出れば都度読みたくはなりますわねえ。

 

映画『バービー』があんまり面白かったので、ついつい買った。

ピンクが好きな男子も、ピンクが嫌いな女子もいるし、ピンクを遠ざけようとしても好きになる子は勝手に好きになるし。まあ、当然よね。

 

「維新の馬場代表が認知症の人の財産を乗っ取った記事がびっくりするからちょっと読んでみた方がいい」という話を聞いて、素直に読んでみた。

たしかにそれもびっくりしたが、林真理子さんのコラムがいつもの調子だったことにも結構驚いた。

 

安倍首相の銃撃事件が起こってから、「なんだかわからん政治圧力で女性の権利が一歩も前進しなかったこの30年、私の人生いったいなんであったのかっ!」と思って、宗教右派と政治については色々読みました。

読んでもどうにもならないが読まないわけにもいくまいよ。

 

この方のエッセイ漫画は出るたびに買ってしまう。

シスジェンダーヘテロセクシュアルで恋愛の形を定形のもんだと思って深く考えもせずに来た人間にとっては「こんな自由な性愛の世界があるのかっ」というのは、目からウロコがおちまくる。

 

もとい、シスジェンダーヘテロセクシュアルでも自由な人は自由である。

愛あふれる育児日記かと思えば、育児丸投げする連れ合いに対して「あいつ死なねえかなあ」くらいのことを普通に書いてあるところがいい。

ほとんど胎児のままみたいな生き物が外界に放り出されてるのに、愛とか綺麗事で育つわけはないもんなあ。

 

何年も前に大ヒットした『サピエンス全史』が本当に好きで、漫画版が出たときに上巻を買ったのだけど、当時はタブレットが小さすぎて読みにくかった。

先日Fireタブレットの10インチを買ったのを機に晴れて下巻も購入、漫画で読んでもやっぱり好き。

 

「お勉強」として語学を詰め込まれてしまった身にとっては、道具としての語学の話って読むとちょっと開放される気がする。

伝えたいことがあれば言葉は通じるのであるからして。

あと、日本語って全然言文一致じゃないし、日本語で言文一致のテキストって漫画くらいしかない、っていう指摘は超おもしろかった。

言われてみれば確かにそうだなっ!

 

小説で読んで自分の想像力がおいつかなかったものは、漫画版が出ていればバージョン違いとして読んでみるのは結構好き。

「おお、こういう話だったか?」

などと感心しながら読んでいたんだけど2巻で止まっている。

漫画で読んでも不足している私の残念なSF的想像力なのよ。

 

邦訳が高くて買えない本で、原著の方がだいぶ安いときはそっちを買ってしまいがち。

もちろん翻訳機能を使って読むが、読むペースは相当遅いので全然読み終わらない。

内容は70歳の映画監督ジョン・ウォーターズが一人でアメリカ横断ヒッチハイクをするごきげんな実録物(のはず)。

 

 

 

以上、忖度なしに直近から10冊並べてみた。

とはいえ、kindle unlimitedでダウンロードして読んだものは購入履歴には入ってないので「なんとなく」で適当に読んだ漫画とか雑誌とかは入っていないのでありました。

むしろそっちのほうが本音が出るのかもしれないが。