晴天の霹靂

びっくりしました

目の下のくま、完全解決の全道のり

いつの頃からか目の下のくまがずっとある。

なんとなく「よく眠れば治るんだろう」と思いながら見えないふりをしていたが、落ち着いて考えてみれば、かれこれ十年以上もあるものを「よく眠れば」もおかしい。

なじみの美容師さんにそう言ってみたら

「目の大きい人は目の下のくぼみも大きいからなりやすいですよ」

と言われた。

ははーん、と思ったもんだ。

眼球の影になっているところが暗く見えているのが正体か。

くまがあることは全く否定されなかったが、目が大きいと言われたのでプラスマイナスの通算でわりと気分も良い。

この美容師さんは、実際たいした話上手だ。

 

巷には「くま用コンシーラー」などが多く売られているため、あまり深く考えずに、これはなにか塗って隠すものなのだろうと思いこんでいたところがあったが、ここ半年ほどで良いことを続々と発見したのでメモしておく。

 

1,ローションパック

高野豆腐も乾燥してるときは真ん中がくぼんでるので影ができてるが、水で戻すとぶわっとふくらんでくまがなくなるのが道理。

つまり角質をふやかせば、くぼんでできる影は薄くなる。

 

私も当初は長年放置された高野豆腐だったので朝晩ふやかしていたけれど、最近は半生タイプの高野豆腐になってきたので化粧の前にだけすれば十分だ。

面倒くさいようだけど、ファンデーションとかしなくてよくなるので総合ではそんなに手間は変わらない。

 

ぱっと顔色が明るくなって気分がいいので、自分が年を取ったことにうまく気持ちがついていけてない男性もやったらいいのになー、って本当に思う。

男性も女性も自分の加齢を好きになったほうが毎日楽しい。


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細かいやり方に拘る必要もべつになく、とにかく乾いてしぼんでる角質を三分ほどふやかせばぷりっとなるのだ。

水はすぐ蒸発するからその後は油分で保湿。

ベタベタするものを顔に塗るのが嫌いな人はこれが気持ちいいですよ。

 

2,目元マッサージ機

これは因果関係がたいしてわからないのだけど、先日

「そういえば最近目元のくまのこととか全然考えないよな」

と思ったときにまさに使っていたので、もしかしたらこれもちょっとは関係あるかもしれないなと思った程度ではある。

目元を温めながら、指圧してくれる部分マッサージ機。

非常に気持よくて毎日つけたまま寝落ちしている。

寝る前についダラダラとスマホ見てしまいがちな現代人が、これをつけると強制的にスマホから切り離されるという点においても優秀。

くまをどうにかするために買うには高いけど、目元の血行が悪くて青く見えやすいタイプの人はこれで毎日温めながらマッサージすると効果あるかもしれない気はする。

 

3,インスタ

これは結構偶然の発見。

ここ半年くらい白髪を伸ばしはじめており、どういう感じにすると良い具合なのか情報が欲しくてグレイヘア世代の人を中心にインスタをフォローするようになった。

中高年世代の人を日々見てると、白髪が綺麗なのもさることながら

「どうも、くまってセクシーだぞ」

ということにも同時に気付いてくる。

化粧品売り場にくまを隠すグッズがいっぱい売っているので、なんとなくなかったことにするのがマナーだと思ってしまっていたが、思うに最初からそんなことなかったんじゃないか。

 

というわけで、ローションパックと目元マッサージ機を乗り越えてくるくまは出しっぱなしにしてるが、そもそも最初から塗って隠れるものでもなかったので、塗らないからと言って不都合もない。

隠そうとしない分だけ後ろめたさみたいなものが減って気分はよくなる。

何かを隠しながら好きになることは難しいもんだけど、隠さなければもともと嫌いなものではなかったってことを思い出すのだ。

めでたしめでたし。