今年もハクキンカイロの季節がやってきて日々大活躍している。
朝、目覚めのコーヒーを飲みながらカイロにベンジンを入れて発熱させ、首からぶら下げて臍のあたりを温める。
夜寝る時間まで十分に温かい。
なんなら臍を低温やけどするほど温かい。気をつけよう。
rokusuke7korobi.hatenablog.com
昨年初めて購入して、どこを温めるのが良いかと色々試行錯誤はしたが、首からぶら下げるのが一番邪魔にならないし快適という結論に一応到達した。
とはいえ、せっかくハクキンカイロとともにすごくふた冬目、新たなる気持ちでまた試行錯誤をすべきではないか。
そう思って今年目をつけたのが「ランニングポーチ」なるアイテムだ。
スマホや鍵程度が入る容量で、体にフィットして軽量のポーチ。
本来はランニングのときに身につけるアイテムだろうが、カイロを入れてぬくぬくと腰を温めるのにも最適な気がする。
買ってみるとサイズも十分。
付け心地も結構よく、家でつけていても気にならないフィット感。
「これはハクキンカイロの使い方の正解第二弾出してしまったんじゃないか」
と、私は思った。
身につけてみるまでは。
「なにか、おかしいな」と思ったのである。
いつもより暖かくない。
触ってみると反応が消えてしまっているのでチャッカマンでつけ直す。
今まで途中で反応が消えてしまうことなどなかったのにな、と思いながらその後も二度ほどつけ直してやっと気がついた。
酸素不足。
さすがランニング用だけあって、ばっちりの防水構造なのである。
水も漏らさないし、酸素もあんまり漏らさない。
故に発熱反応も持続しない。
腰を温める願望に夢中になるあまり、仕組みが有酸素反応であることを忘れていた。
ジッパーを開けて使うなどの方法も考えられなくはないが、トイレで落とすのも厄介だと考えると、やはり首からぶら下げるほうが理にかなってるような気がする。
「そうか、ハクキンカイロには酸素が必要なのであるな」
再び、去年同様カイロを首からぶら下げながら、初心に戻ったのであった。
スタンダードサイズも持ってるけど普段はミニを愛用。
火口は冬のはじめに買っておかないと、寒さの深まりとともにドン引きするほど値上がりすることを昨年学んだ。
ところで数多あるランニングポーチのレビューを見比べていたら「容量も多いのでスイカも入ります」と書かれたレビューがあった。
「さすがにポーチにスイカは入らないだろ」
と一瞬考えこんでしまったのは、私がSAPICA派だからであるか。
今週のお題「防寒」