『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』観てきました。
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「なんとなく見覚えのある人となんとなく見覚えのある人が大スペクタクルで戦ってるけど、どうしてこうなったのか経緯が思い出せない」
っていう感じに必ずなるので、もうそろそろMCUも見るのをやめてもいいだろうと思いはじめてはや数年。
ブラックパンサーに関しては予告観ただけでファッションとメイクとサウンドがあんまりかっこいいので、つい見に行ってしまいます。
相変わらずやっぱり一番盛り上がるあたりで
「ところで、なんでこうなってるんだっけ?」
と思いながら観てはおりましたが、ルックを目当てに行って、随所本当にかっこよかったので、満足して帰ってきました。
ブラックパンサーはさておき、戦士オコエが画面に映ってるだけでもだいぶ楽しいよね。
要所要所が完全に「アバター」になってるのをみて「ジェームス・キャメロンへの嫌がらせなのかな?」なんて勘ぐるのも楽しい。
惜しむらくは画面がちょっと暗いことで、ひょっとしたらIMAXで観るともっときれいなのかもしれませんが、もっともっと賑やかな市井の人を盛り込んで、最初から最後まで泥棒市みたいなムードの映画にしてくれてもいいんだぞ、という気はします。
それにしても同時期にヒット中のインドの大型アクション映画『RRR』があれだけのスペクタクルをちゃんとわかりやすい構成にまとめてることを思い起こすに、
「MCUも私でも理解できる映画にまとめようと思えばできるんじゃないの?」
というようなことをちょっと思ってしまうのは避けられないのでありました。
いや、人がたくさん出てくると途端に理解できなくなる私が悪いっちゃ悪いんだけど。
それはそうと、MCUを見に行くと客席は比較的若い男子が多いのですが、これだけ色に溢れた映画を観終わって、帰ろうと思ってパッと振り返ると、男子軍が端から端まで全員黒のダウンジャケット着てるのは、改めてなかなか衝撃の風景ですね。
「うおっ、抑圧の匂いがする!」
と思って一瞬棒立ちになるのでありました。ワカンダフォーエバー!