ポメラを買ってほぼ一年半。
「テキスト文書が作れるだけのマシンが今どきなぜ3万5千円もするのかっ!」
と打ち震えつつ購入し、本当にテキスト文書しか作れないことに打ち震えながら使う日々。
使えば使うほど「テキスト文書を快適に作る」以外に何もできないということこそが魅力であることを思い知っていったものでありました。
白黒反転させればパソコンよりはるかに目も疲れないし、喫茶店やらに持ち出してもバッテリーの心配もほとんどいらいないお気楽。
打鍵音の軽快さに耳を済ましながらキーを打ち続けるときに湧いてくる謎の相棒感覚。
「外国語対応してくれないかな」とか、「せめてワードと連携できないものか」とか、欲を言えば望むことも色々あるが、むしろそこが良いとも言う。
3万5千円も払ってしまったせいで、多少の弱点にはこちらから積極的に言い訳をしにいってあげたくなってしまう、愛と盲目の一年半でありました。
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それが昨今どんどん値下がりしてどうかすると私が買ったときより一万円近く下がったりしてるのを目の当たりにし、
「これはもしや次世代来るのか?」
と思っていたらいつの間にか本当に来ておりました。
じゃーん、どこが新しいのかわからないっ!
アマゾン価格で五万円以上もするが、校正支援とか、保存文字数アップとか、
アップデートの内容がなんか地味なせいで、使ってみない限りどうなのか全然わからないところがやはりかわいい。
「新しいのでたから欲しいでしょ」という押し出しからはだいぶ離れた「今の機種がいつか電源入らなくなったら買い替えるからそれまで元気で作り続けていてくださいっ!」とそっと見守りたくなる感じ。
なかなかたまらないところがある。マニアックポメラである。