晴天の霹靂

びっくりしました

和歌山県の特殊な装置、および五本指手袋問題

シーズンで安いので毎日せっせと柿を食べている。

6個位入った袋を買って来て、ひとりで2日ほどで食べ切っているのだけど、考えてみればこれは食べ過ぎというのかもしれない。

そんな素敵な和歌山産たねなし柿の袋がこれだ(中身は食べ終わった)

 

よく見ると人に柿をぶつけるためだけに考案された特殊な装置が記されており、さすが産地は違うものである。

いつの間にかさるかに合戦から時代はここまで進化していた。

 

急に気温も下がってきたので、昨シーズンから積み残した課題である「五本指手袋問題」に取り組んでいる。

編み物としては小さくてすぐ編み上がるので取り組みやすい五本指手袋であるが、指の付け根に穴があくという難問が隠されているのである。

 

編んだことのない人にはどういう意味だか今一つわからない、編んだことある人なら全員が「はい、あれね」とすぐに伝わる指の付け根に穴があく件。

これは真剣に取り組まねば解決ははかれまい、ということで手袋の専門の本など買い込んで見る。

本を見て、理解が難しいので「なんとなく」で仕上げると絶対に穴があくが、心を入れ替えてだいぶ真面目に取り組んで一生懸命やってもやっぱり穴はあく。

要は一般的な技術の他の要素として、編んでる人の癖とか、糸の癖とかそういうものが全部凝縮されて負荷のかかりやすい一点にあらわれてしまいやすいということなのだ。

私がごとき初心者が薄い経験値に頼りすぎていてもだめだし、本だけ盲信してればなんとかなる気もしない。

解決のためには結局研究と経験しかなさそうなのであるが、根を詰めると飽きてきて、いったん何も考えずに作れるマフラーなどに逃避しがちなので、また巻き物ばかり増えていく。

この冬は、雪かきにぴったり五本指手袋を、それでもいつか完成させるのであろう。