晴天の霹靂

びっくりしました

首を冷やす丸いやつ ~非力ではあるが画期的でもある

暑いですね、ご無事ですか。

今年から急にあちこちで見かけるようになった「首を冷やす丸いやつ」を買ってみましたよ。

買って最初に使ったときにまず

「軽い、濡れない、快適、便利、素晴らしい!」

と思ったんです。

28度で凍結する物質が入っているので冷房の効いた店舗で購入するとすぐ使える状態になっているのも面白くて、首に掛けてそのままお出かけ。

利便性が高いことにテンション上がったのですが、一方で時間が経ってくると融点28度ってまあまあぬるい。

「ないよりはあったほうが涼しいが、非力は非力だな」

という感想を持ちます。

 

しかし、襟周りが濡れないこととちょっと涼しい場所があればすぐに凍らせられるうえに、冷凍庫にでも入れれば数分でキンキンになるという利便性はしみじみ画期的。

「ということはこれは2つ買うのが正解なのではないか」

ということで、「一個冷やしてる間に一個は首」という体制でエンドレスフル回転に。

非力だし、すぐぬるくなることは弱点といえば弱点なのだけど、冷やす場所さえ確保できるなら使い方次第では画期的なアイテムだと思います。

 

数年前までよく見かけた、濡らして振ると冷たくなるタオルの類はすぐ臭くなるし肌触り的にも快適な気がしなかったし。

首に巻く形の保冷ジェルみたいなものも大人がつけて外に出たりできる代物かというとちょっと厳しいところがあったし。

完璧とは言えないまでも、そのへんの不便をよくクリアしたアイディアが来たもんです(そしておかしな物質はだいたいNASAが開発する)

 

これをつけて外に出ると小学生がほぼ同じものをつけているのがよく目につくのもなかなか愉快です。

中には散歩中の犬がつけていたりもするので「暑いけど散歩好きなんだねえ、かわいいねえ」と思ってにっこり飼い主を見上げたら、飼い主の方はつけていなかったりするんですよね。

なんだよ、飼い主さんも一緒につけようよっ。