晴天の霹靂

上品な歩き方とかを習得できないまま人生を折り返すとは

2024年劇場で観た映画34本くらい

■1月

ヘル・レイザー〈4K〉』

なんだか大変に珍奇な映画だったような気がします。最近の、珍奇な映画をわざわざデジタルリマスターして劇場でかけてくれる文化は本当に良いですね。

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』

良い評判を聞いていたので観に行って、なるほど野心的な感じがするな、と思ったもんですが、普段あんまりアニメを見慣れてないのでそもそもの表現方法にあんまり馴染めなかったような記憶。

『宇宙探索編集部』

ものすごく良い映画でした。配信に入ったりしてるようなのでまた観たい。

『ヤジと民主主義』

安倍政権下で起こった選挙演説中のヤジ排除事件を扱ったドキュメンタリー作品。こういうドキュメンタリーが多く作られるようになってきたのは本当にいいですね。

ゴールデンカムイ

雪景色は綺麗だった気がする。

 

■2月

『哀れなるものたち』

マーク・ラファロの頑張りを見て心置きなく笑わせてもらいました。原作小説がまた面白い。

『ボーはおそれている』

好き。ちょっと長いんだけど、その長さも含めて「実家がとにかく遠いんだよ」という恐怖がジワジワと味わえて良いです。あとホアキンはこれくらいの駄目感がいい。

 

ハンテッド 狩られる夜』

最後に悪い人が海老みりん焼き煎餅みたいになったのはびっくりした。アメリカのコンビニってすごい装置があるのね。

 

■3月

犯罪都市

マ・ドンソクが出てて面白くないわけがない

『DOGMAN ドッグマン』

大変リュック・ベッソンでした。

『DUNE デューン 砂の惑星 part2』

2024年、一番ホッとさせられた作品。part1のときに擁護に回るのに苦労させられたので、やっと面白くて安心したよっ!

■4月

オッペンハイマー

やたら時系列いじったりしないで普通にわかりやすく作ってくれても良かったんじゃないか、とは思う。唐突に出てくるキリアン・マーフィーの全裸賢者タイムはすごくよかった。

『アイアンクロー』

プロレス全然知らないけど、良い映画だったなあ。不幸なことばかり起こるから、ちょっとだけ挟み込まれる幸せだった瞬間のエピソードがどれも本当に輝きますね。

『インフィニティ・プール』

怖いよう、怖いよう。ミア・ゴスが怖いよう。

ゴジラ×コング 新たなる帝国』

ゴジラとコングが出てきたこと以外ほぼ何も覚えてないんだけど、観たときは楽しかったような気がする。

 

■5月

猿の惑星キングダム』

猿がイケメンだったこと以外はあんまり覚えてないんだけど、観たときは面白かったような気がする。

『関心領域』

画面の端々から漏れている”嫌な感じ”を鑑賞するという変わった映画でしたが、非常におもしろかった。

『マッドマックス:フュリオサ』

2024年に劇場に二回観に行ったのはフュリオサだけでした。あんまり期待しすぎたので一回目でなんだかよくわからず、二回目再確認に行った次第。大変良かったです。

 

■6月

6月はフュリオサの二回目を観ただけ

 

■7月

フェラーリ

地味に渋くて良い映画でした。アダム・ドライバーがいかにも鼻持ちならないセレブっぽいくて良かったなあ。

 

■8月

デッドプールウルヴァリン

デッドプールウルヴァリンの勢いだけでなんとなくおもしろいものを観たような気分になってしまう作品。

 

『ツイスターズ』

ちょうどいい感じのパニック映画で面白かった。

 

『密輸1970』

面白かったねえ。みんな大変な中で一生懸命生きてて可愛い。生きるためには密輸も頑張る。

 

『大いなる不在』

役者さんとか色々良かったんで、もうちょっとどこかはっちゃけて作ってくれたらよかったなあ、なんて思った。

 

■9月

『エイリアン:ロムルス

悪くないけどさすがに既視感ありすぎでは、とは思った。もうちょっと珍妙なものが出てきてくれても良いぞ。

 

『マミー』

和歌山毒物カレー事件のドキュメンタリー。元朝日新聞記者の峯村さんって人がまったく悪びれない極悪人だったには度肝をぬかれた。

 

『ソウルの春』

ものすごく面白い。先日のユン・ソンニョル大統領の厳戒令騒動のときも、国会議員と市民の瞬発力に大変感激したもんですが、こういう映画がちゃんとオールスターで制作できてしかも大ヒットもする日常の中で共有されてきた主権者意識はさすがだな、と思いました。

■10月

『シビル・ウォー』

普通にBBCとか観ていても「PRESS」って書いた防弾チョッキとヘルメット被って騒乱の中にいる女性ジャーナリストを見るとテンション上がりがちな性格なんで、面白かったです。

 

サウンド・オブ・フリーダム』

巷で話題になっていたQアノン映画。フェイクニュース陰謀論が無限に増殖していく世界の中でどうやって生きていくべきか、2025年も頭抱えながらやって行きたい。

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』

魅力的なところは色々あったので、90分で作ってくれたらもっと好きだったな、と思った。

『悪魔と夜ふかし』

「90分でちゃんと終わるなんてことない良い映画」の見本だっ!

■11月

『11人の賊軍』

一本の映画の中で同じことを何回もやるのはあんまりよろしくないと思う。

 

グラディエーター2』

イコライザー古代ローマ編」として何の文句もない

 

『ドリーム・シナリオ』

ニコラス・ケイジを山程観られるというサービスタイム。映像も綺麗だし楽しい。

 

■12月

『ザ・バイクライダーズ』

バイクには何の興味もないけど、良かったです。バカしか出てこない映像のきれいな映画ってのもいいもんですね。