大寒波が来ていたとはいえ、1月の電気代を見ておののいた。
猫を凍えさせない程度にしか暖房器具は使っていないのであるが、それでもそれなりにぴりっとしてくしゃっとなる請求である。
この上、猫を凍えさせない程度に節約するには、どこを減らせば良いのかなと考えて、前々からなんとなくアマゾンプライムが気になっていたことが思い出される。
「あれもできるこれもできる、とか言われてなんだかわからないうちに入らされ、そのままずるずる続いているけど、そもそもいるのか、あれ?」
と、薄々思い始めて何年目。
我が家はスマートスピーカーもアレクサだし、Kindleも毎日使っているし、買い物も頻繁にするし、画像の保存もアマゾンフォトだし、映画もよく見る。
ということで、「もうアマプラからは足を洗えない」という気分にだいぶなってきていたのだ。
そしてその一方で「具体的に詳細把握できてないけど絡め取られている」という状態にものすごく不健全な感触を持ってもいた。
あと、ジェフ・ベゾスとイーロン・マスクはやたら目の敵にすることにしている(偏見込み)
そもそも、アマゾンプライムとは何だったのか。
1,対象の映画・テレビ番組・アニメ見放題
他にサブスクが少なかった頃はプライム・ビデオだけでも会員特典として十分お得な感じがあったものだが、昨今はサブスクも増えて存在感も霞んできている。
映像作品を見るときは圧倒的にNetflixを利用しているし、アマゾンビデオを使うときは、別途数百円払ってお目当てのタイトルをレンタルしていることが多いのでプライム全然関係ない。
2,お急ぎ便、お届け日時指定使い放題
会員だからというだけで、急いでないのに急いで届けられてしまうことにいつも後ろめたい印象を抱いている。
アマプラ会員じゃなくても「2000円以上の購入で送料無料」という時点ですでにわりとやり過ぎレベルのサービスではあるまいか。
っていうか「送料無料」っていう言い方は配送業者さんに失礼だからせめて「アマゾン負担」くらいにした方がいいんじゃないか。
あんな重労働を無料呼ばわりしていると何かが麻痺していく気がして居心地悪い。
3,Amazon Music Primeで広告なしで1億曲をシャッフル再生
あんまり使わなかった。昨今では聴きたい音楽も、気がつけばYou Tubeで探している。
4、Amazon Photosで写真を内容無制限に保存
これはプライム加入に大きな要因ではあった。
子猫を二匹育てるという人生の中でもかなりの贅沢期と重なったため、どんどん増える写真をどんどん保存できるサービスが必須だったのではあるが、ここらで一旦無尽蔵に増やすフェーズはやめ、厳選して限られた容量の中で保存していく方式に切り替えた方が快適ではないかと思い始めていたりもする。
5、Prime Readingで対象のKindle本読み放題
Kindleはunlimitedに加入していることもあってあんまり関係なかった。
そもそもどれがPrime Readingの対象本なのかいまひとつわからないという不思議なサービスであった。誰か使いこなしている人はいるのか。
というわけで、改めて並べてみると、全体にわりとぼんやりしていて、入ってないと不便なのかどうか確認するために一旦やめてみても良いサービスなんじゃないかなという気分にはなってくる。