いつの間にやら師走もたけなわ。
大掃除というほどのことまではしないまでも、見て見ぬふりをしていたあれこれの「見ぬふり」を意識的にやめて行こう、くらいの意識は持つように心がけることくらいはする年末です。
そんな現場のひとつがトイレです。
「あれ、あそこの隅ホコリが溜まってきたな」
などと日々の生活の中で気がつくことが多い場所でありながら、「床に膝をついて拭く」ということへの心理的ハードルが予想以上に高い場所でもあります。
「あとにしよう」
などと言ってるうちにホコリの存在の方に慣れてしまいかねない。
そんな中、「トイレの床に膝をつく」というハードルを解消するためのだけの商品があるのを発見して、これにはなかなか感動しました。
「お、あそこにホコリがあるじゃないか」
となったらそのまま手を伸ばしてすぐさっと拭きます。
流せるシートを外しトイレに捨てたら、すぐ新しいシートをつけておきます(シートを手の届くところにしまっておくの重要)。
ウエットシートなのに、セットして置いておくと乾いてしまうじゃないかってのも一理あるんですが、この際もっとも大事なことは「ホコリが目についた瞬間拭けること」なので、ウエットにこだわるよりすぐ使える状態にしておくことのほうが重要。
うちはトイレの中にスプレー式の除菌アルコールがあって拭く前にそれをシュッシュするので、軽くシートが乾いちゃってるくらいのことは良いのです。
セットするシートはミシン目で切って2分の1枚なので、残った半分でドアノブやら吐水口周辺やらをササッと拭いて、シートをトイレに流して出てくれば、「あ、あそこ掃除しないと」と思った瞬間からの一連の流れで全部済む。
面倒くさいことはできるだけ着手までのハードルを下げていく、これが生活の基本であると再確認したトイレクイックルワイパーとの遭遇でした。素晴らしい。