編み物を始めたことと、白髪を育てはじめたことが相まってこの冬は帽子を色々作ったり被ったりして遊んでおります。
ふと、すごいことに気がついた。
いつの間にか、帽子が全然蒸れない。
思い起こせば、もともとは帽子って頭皮が蒸れて痒くなるから苦手という意識がちょっとあったのですが、昨今ではそんなこと忘れて、どこに出かけるにも帽子を被る日々になっておりました。
考えられる因果関係はアレ。半年ほど前からシャンプーをやめたことなのです。
皮脂の分泌量が落ち着いたからではあるまいか。
そもそもことの起こりは、「頭皮が凝るから」というので買ったスカルプブラシでありました。
最初はシャワーで流しながらブラシでマッサージしてから普通にシャンプー・コンディショナーをする日々でしたが、ある日
「お湯とマッサージブラシだけでこんなに爽快になるならば、シャンプーは何のためにやっているのであろうか?」
という疑問を抱いて、やめてみた。
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結果、何の困ったことも起きないままに今に至るのでありました。
整髪料が髪に溜まって重い感じがしたときだけ、洗面器のお湯にシャンプー溶いたところに毛先たらして髪だけパシャパシャ洗う。
シャンプー代とコンディショナー代とシャワーを使う量とお風呂時間が全部減ってうっかりラッキーでした。
髪の量も多いし、セミロング程度の長さはあるのでシャンプーリンスしてないときっと髪質がすごいことになるに違いないとなんとなく思ってたもんですが、
ある程度の長さがあっても、シャンプーを使わなければそもそもキシキシしないのでリンス的なものもいらないというのはなかなかの発見。
髪のツヤとまとまりをよくするのはコンディショナーじゃなくてほとんど乾かし方の問題であるというのは美容師さんに教えてもらって、それなりに練習したら本当にその通りでした。
我々の世代は「ドライヤーは髪を痛めるからできるだけ自然乾燥」みたいなことを言われたもんですが、今むしろ逆の言説になっているらしい。
自然乾燥が一番パサつくので少々オーバードライ気味になってもいいからしっかり乾かせ、という風潮にいつの間にか変わっていたには本当に驚いた。誰か教えてよ。
というわけで、シャンプーしてないことも忘れるくらい普通にシャンプーなしで過ごすようになって来た昨今、なんとなく帽子を被っていても蒸れないし、とった帽子から頭皮の匂いがすることもないし
「最近なんとなく頭皮が快適だなあ」
ということに、突如気づいたのでありました。
シャンプーがいらなくなったのは生活の快適度数からして2022年の快挙のひとつといえる。
とにかく不器用で、わしゃわしゃドライヤーで乾かしただけではパッサパサになるので、懐かしのくるくるドライヤー買いました。
根本を乾かしたあと、くるくるドライヤーでキューティクルを揃える方向にテンション掛けながら全体乾かしたら、コンディショナーしなくてもちゃんとツヤが出る。ちょっと面倒だけど面白い。