そんなにウルトラマンに思い入れのある世代ではないので、とりたてて注視してたわけでもないのですが、公開早々「お祭り映画になる予感」をキャッチし、これは遅れてはならじと走って見に行ったのでありました。
久しぶりにほぼ満席の映画館、なんとなく嬉しいもんであります。
冒頭の30分くらいがそれはそれは面白くて、テンションバク上がり。
ただパソコン並べて座ってるだけの書割みたいな対策本部もおおらかな気持ちで見守れるくらいの楽しい映画でありました。
しかし、時間とともに知らない人が手持ち無沙汰にしゃべるパートがふえてきて「何の話だかさっぱり?」という状況が続くとやや辛くなってきます。
そもそも常に立ってるか座ってるかして映画の進行にマニアックな副音声を当ててるだけのその四人組はなんなんだっ!(たぶん科特隊)。
とは言え、あのシーンもあのシーンもあのシーンも、劇場でニコニコするくらい楽しんだので私としては、やっぱりウルトラマン好きに向かっては「面白かったよ」と言いたい。
すごくいいシーンいっぱいあったのよ、本当に。
ウルトラマン基礎教養がある人が見たら私より楽しめるところもずっと多いのだろうし、あのバカバカしいウルトラマンを(いい意味でっ!いい意味でっ!)映画館で一生懸命見るのって、やっぱり盛り上がる体験でありました。
でも「どういう話だった?」って聞かれると、全然わかんなかった。