晴天の霹靂

びっくりしました

二代目ネックスピーカーを買う ~音質やらバッテリー寿命やら無線規格やら

 

これがなくては夜も日も明けぬ、というほど激しく愛用していたネックスピーカーが、ある日突然使えなくなりました。 

 充電されているはずなのに音が出ない。

中古で私の手元に来てから一年ちょっと、概ね一日に二回充電していたのでバッテリーの寿命として考えても不自然じゃないくらいの使い倒し方をしたのではありますが、

非常に気に入っていたものが何の予兆もなくいきなり使えなくなったのはなかなかのショックです。

 

とりあえず、私には新しいネックスピーカーが必要である。

どう考えても、もうネックスピーカーなしに生活はできない。

ということで大至急の商品探しです。

ソニーが壊れるまでは、あんまり気に入っていたので

「2万円を超えるのはちょっと高いけど、壊れたらまた同じものを買いたい」

と思っていたのです。

 しかし現に突然壊れてみると、事情が変わってくるところがあります。

私の使用頻度では一年ちょっとが寿命だとすると、さすがにもうちょっと安いのでないと厳しい。

 

ということで、今ひとつ何を基準に選んだものかもおぼつかないまま大急ぎで探して注文したのがサンワダイレクト。

 八千円程度なので今まで使ってたソニー製品の半額以下になりました。

選んだポイントは

1,生活防水(風呂場とか台所とか水しぶき飛びかねないところでも使うのでこの機能はもともと欲しいと思っていた)

2,ボタンが立体(再生中にボリューム変える機会は結構多いのでいちいち外さなくても指でさぐって操作できるのは重要)

3,連続再生時間11時間(今まで日に二回充電していたものが、一回充電ですむようになれば、単純にバッテリーの寿命も二倍になる道理ではあるまいか)

と言ったあたり。

 

いざ到着すると、まずは今までよりかなり小さく軽いことにだいぶ驚いたのですが、音を出すとまたびっくり。

「スピーカーの軽さは音の軽さなのかっ!」

ということを初めて実感して興味深かった次第。

せいぜいラジオとかKindleの読み上げとかを聞いてる程度なのだから、音質なんてわりとなんでも大丈夫じゃないか、と思っていたんですが、音が軽くなるのは比べてみるとやっぱりちょっとさみしいものではあるのですね。

ラジオからの人の声も、大きくて重いスピーカーのほうがはっきりと聞き取りやすかったので小さいボリュームで間に合っていました。

家にいながら何かを聞いてるときって掃除してたり皿を洗っていたりそれなりに自分がノイズを出している環境だったりするので、聞き取りやすさという意味で音質は思ったより重要な要素であったことを知った次第。

もう少し長持ちするような使い方をするのであれば、やはり良いスピーカーにしたほうが日々が楽しいのは確かだなあ、と思ったのでした。

 

とはいえ幸か不幸か、音には2日でそこそこ慣れる。

今となっては「なんの屈託もなくスピーカーしたまま風呂掃除もやれるもんねーっ!」というのは大きなメリットと感じるようになってきました。

 

 さらには、接続方式がBluetoothになったのも大きな変化。

ソニーのネックスピーカーでは独自規格のワイヤレスだったので付属の送信機が必要になり、ただでさえ煩雑になりやすいコンセント周りに送信機の音声ケーブルやら電源供給用のUSBケーブルが増えていたのは、まあ邪魔といえば邪魔でもあったのです。

それがBluetoothになっただけでかなりすっきり、スマホからもスマートスピーカーからもかんたんに接続ができます。

テレビやゲームなど、映像と合わせて使うことはほぼないので遅延のあるなしはよくわかりませんが、家中あるきまわっても音飛びなどは全然なく、 Bluetoothの進化を実感したのでありました。

 

家の中を移動して家事とかしながら毎日聴き流すのであればサンワダイレクト、ぼちぼちいいところじゃないかという気がします。

 

 

 エコードットはBluetoothでの音声出力はできないと今までなぜか思い込んでいたのだけど、アレクサアプリからできました。

「デバイス」→「Echo-alexa」→使用中のEcho Dotを選択→「ワイヤレス」の項目の中の「Bluetoothバイス」でペアリング。

Echo Dot (エコードット)第3世代 - スマートスピーカー with Alexa、チャコール