晴天の霹靂

びっくりしました

俳句の日めくりカレンダー ~物量としての2021年

 

 来年は毎日がちょっとおもしろいカレンダーにしようと、珍しいことに日めくりを買った。

真新しい日めくりの薄くて柔らかい真新しい紙をさーっと指で弾くと「一年って結構な量だな」という気分になるものだけど、実際年が明けていざ一枚一枚ちぎっていくと、これはこれであっという間に薄くなるんであろう。

特に何の予定も目印も書き込めるわけでもなく、ただその日一日に関する情報と、物量として時間が経過するのを実感するためだけの日めくりというものは、思えばなかなか贅沢なものではないか。

 

どこかの銀行やら保険会社から回ってきたカレンダーというのも機能的なものが多くてありがたいが、たまには自分でテンション上がる暦を買って準備しておくというのも、いい気分なものだ。

薄い紙をパラパラしては、2011年の間から吹いてくる風を浴びている師走。

 

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暦買う三百グラムの一里塚

今週のお題「自分にご褒美」