晴天の霹靂

びっくりしました

久米宏の形態変化に驚いた。

ラジオが好きで、radikoのプレミアム料金385円を払ってエリアフリーやらタイムフリーやら多用して情報を取っています。

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報道番組などは地方と比べて解説陣やパーソナリティが充実してることが多いので東京のエリア放送を普段からよく聞いています。

そんな中、TBSラジオで13年やっていた土曜日のワイド番組『久米宏ラジオなんですけど』が終了するというのでラジオ界隈的にはなかなかの話題でした。

 

「政権批判が過ぎるので圧力がかかって下ろされんだろう」というような推測をしたがって目引き袖引きする野次馬勢と、

「いろいろあるけどねえ、やっぱり老化なんですよ、いひひひ」と人を煙に巻くのが大好き久米宏との間の攻防には猛烈にあだ花が感あって、最後の最後もなかなかの聞きごたえでした。

 

ラジオ放送終了前から薄々気付いていたはいたんですがyoutubeに「久米ネット」というものがあるんですよね、ちょっと前から。

別に久米宏御大が特別好きなわけではないので、存在を知ってはいても見たことがなかったのですが、どこでどうやってやつらは感づくのか、『ラジオなんですけど』が終わってから急にyoutubeが猛烈に『久米ネット』を推してくるようになりました。

あんまり推されるので「まあ、じゃあ短いし一個だけ」と思って出来心で再生するではないですか。

 

あのお洒落老人が「カクシャクとしたままおボケになったの?」っていうくらいの暴投をしてたんでびっくりしたことです。

ラジオの最後の放送で伊集院光氏を最後のゲストに呼んで、ベテランおじいちゃん対ルーキーおじいちゃんで「もともとちんぴらとして出てきたんだからちんぴらで居たいんだ」っていう話をしてたのが、とても印象深くはあったのです。

そうかそうかなるほど、男一匹年齢重ねてもエラくならない、というのは大変なことなのであろう、なんて油断して聞いておりましたら、youtubeで本当に「こぎれいなちんぴら」として狂い咲いているとは。

 

そうか、これがやりたかったのか、と思うと同時に、これが最終形態ということではなく、今はカマセのところなのであろうという予感もにじみ出ています。

正式にボケたふり宣言した久米宏はいよいよ油断ならなくてちょっと面白そうだぞ、と思うのでありました。

近年のyoutubeってめっきり北斗の拳みたいな修羅場になっておりますね。

 ぼうっとしてると何かに轢き殺される感。