晴天の霹靂

びっくりしました

ポメラ愛を久しぶりに

ポメラを買ってほぼ一年半。 「テキスト文書が作れるだけのマシンが今どきなぜ3万5千円もするのかっ!」 と打ち震えつつ購入し、本当にテキスト文書しか作れないことに打ち震えながら使う日々。 使えば使うほど「テキスト文書を快適に作る」以外に何もでき…

立秋の自由研究

日暮れ後の風が急に「スーンとしてるな」という心持ちがして暦を見たら立秋だ。 暑い盛りではあっても、「秋」という文字を見ると、急になんだか夏休みが終わるような寂しい気持ちになる。 時々のぞく手芸屋さんでピアスのパーツを売っているのを見つけた。 …

真夏の昼の幻影

公園に入ったあたりの小道で、正面からやってくる白髪の女性に声をかけられた。 「神社はどっちの方ですか」 ああ、神社。ここらはもう鎮守の森の中である。 「この道を上がっていったらすぐ右手に鳥居ですよ」 ありがとうと頭を下げて女性は道を上がってい…

『恐竜大紀行』~湿っぽい恐竜もいいもんだ

『ジュラシック・ワールド』の新作を観てきて、恐竜以外のシーンはほぼどうでもよかったけど、恐竜がたくさん出て来るシーンはこの歳になっても意味もなく「良い!」ことに感激した夏。 こちらの理解を超える規模で何かがでっかいってありがたいことですね。…

『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』~ぜんぶマシマシ夏休み

『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』見てきましたよ。 でっかいものが無闇にいっぱいいるっていいですね。 www.youtube.com 見てる途中で、ランボーになったり、エイリアンになったり、ミッション・インポッシブルになったり、スターウォーズになった…

夏と戦うあれやこれ

暑いのです。 40度近い地域も数ある日本列島のなかで、ちょっと30度超えたくらいのことで暑い暑い言い始めるのも気がひけるのではあるけれど、我慢するのも暑苦しいことなので、ここはやはり言わせて欲しい。 何度であろうが暑いものは暑い。 比較的風の通り…

朝顔のたくらみ

ベランダに朝顔が咲いている。 7月のベランダにとって朝顔が咲くほど素晴らしいことは、なかなかないように思われる。 たったひとつのプランターに種を一袋全部蒔いてしまったせいでツル同士はぐるんぐるんに絡まり合ってしめ縄の様相を呈しているし、栄養不…

豆子と石原兄弟と自転車と

朝家を出たら、公道に出るすぐのところに昵懇の子ガラスがいた。 相変わらず、草むらの中にひとりでぽつねんと立ってじっとしている。 鳥なんだから、地べたにいつもいることはないじゃないか。 「おはよう」 私は今日もナンパの声をかけるのだが、ぴょんぴ…

新しい友だちの予感

うちの近くにはカラスの親子が住んでいる。 雛鳥が巣から出られるようになって飛行訓練をはじめた初夏の頃から、私は顔見知りだった。 通りすがりに子ガラスが地べたにいて、見事なだみ声で鳴いているのを 「おお、なんだどうしたどうした」 と声をかければ…

『エルヴィス』~ダサカッコイイの謎に迫る

『エルヴィス』見てきました。 いやあ、楽しかった楽しかった。 www.youtube.com プレスリーって私にとっては、親世代のスターであり、情報の入り順として「田舎のプレスリー」あたりを先に認識してしまったせいで、完全なイロモノ枠だと思っておりました。 …

身も蓋もなく龍角散

歳をとると思いがけないことが色々起こるもの。 昭和52年生まれ、近頃起こったファンタスティックな事件と言えば 「普通に実用的な意味で龍角散を買うようになった」ことだ。 今となっては「あの缶がレトロでかわいいのよぉ」というしゃらくさい動機から買っ…

思い起こせばいつも眠い

今年も気温が上がるのが早かったので「また猛暑か、これは大変」などと思って冷凍用に経口補水液のゼリードリンクを買っておりました。 ちょっと高いのだけれど、去年の夏など思い起こすに、事と次第によっては命にかかわらんでもないから、ということで冷凍…

阿弥陀如来の右腕の夢

近所に昵懇の阿弥陀如来さんが居る。 人気のない静かな場所にいつも一人でじっと立っている風情が好きで、通りかかると挨拶をする間柄ではあったのだ。 小柄なその人は雪よけであろうと思われる粗末な木造の小屋の中に立っており、小屋の両脇はただ抜いて木…

『ソー:ラブ&サンダー』 ~いや、たぶん私の理解力のせい

どうにも暗いニュースばかり多いので、馬鹿みたいな気持ちになりましょうということで『ソー:ラブ&サンダー』を見てきました。 www.youtube.com タイトル見てるだけでだいぶ馬鹿みたいな気分にはなれてお得なんだけど、もはや面白いのかどうかすらわからな…

今日も暑いが、投票へ

もともとギリギリまで迷って、長く楽しもうと思っていた選挙ではあった。 我が選挙区は与野党仲良くわけあってきた2議席から1議席増えたために、その増えた席をどちらが取るかの激戦区だ。 候補者乱立とは言っても「できるだけ無駄にならない一票に」となる…

おじいさんと、おばあさんと、知らないおばあさんと。

「姉ちゃんが泊まりに来るのでベッドを移動させたいんだが、明日か明後日でも手伝いに来てもらえないか」 というLINEが来る。 昨日まで一ヶ月もの長旅に出ていて帰宅したばかりの老父からだ。 なんだかよくわからんが、頼み事されるのも珍しいので「明日行く…

この夏の猛暑しのぎ ~ペットボトルクーラーとゼリードリンク

最近の気象情報、間違えておりませんか。 「最高気温31度」とか書いてあるのを見ると 「嘘つけ、52度くらいあるだろう」 とツッコミたくなる日々です。 クーラーの普及率が低い北海道、どこにいても暑い。 今年はいいもの見つけました。 ペットボトルクーラ…

猫と手遊びあるある

日も長いことだし、涼しい時間帯のうちにたっぷり遊んでおきたい猫がやけに絡んでくる。 「よしよし」とおざなりに手を伸ばすと、キックするやら抱きかかえるやらの大歓迎ぶり。 おおなんだお前、かわいいぞ。そんなに私のことが好きか。 興が乗ってくると親…

『雑巾がけ-小沢一郎という試練-』~アタシも強くなってやる

ひとりで開催「参院選読書週間」、次は何を読もうかと選挙区の候補者の著作など検索していると、非常に興味深いものに気づいてしまった。 雑巾がけ―小沢一郎という試練―(新潮新書) 作者:石川知裕 新潮社 Amazon 小沢一郎の陸山会事件で有罪判決を受けて公…

参院選読書~むしろ読まない方の数冊

私の選挙区では公報の到着が結構遅く公示後一週間くらい経ってやっと手元に来た。 届く前から薄々気づいてはいたのだけど、開いて思ったのは 「なんか怖っ!」 あと一歩でヘイトスピーチ、くらいのスローガンを上げているところが複数あったり、全然知らなか…

参院選読書『国対委員長』 ~ハーゲンダッツvsガリガリ君

参院選ですねえ。 2021年の衆院選のときは、私の選挙区は候補者三人だったので 「全候補者の街頭演説聞きに行ってやるっ」 と心に決め、毎日SNSを見張って、「明日5時から〇〇スーパーの前」なんていう情報を細かく拾っては自転車走らせて演説聞いて回ったも…

続『東京2020オリンピック SIDE:B』~半沢直樹モノとして見るのも白眉

『東京2020オリンピック SIDE:B』の話がしたりない。 好きか嫌いかは置いといて、いっぱい語ることがある映画って、やっぱりある種の「いい映画」ではあると思います。 少なくても「どうでもいい映画」は作らない、ってやっぱり作家性のある人ならではあるま…

『東京2020オリンピック SIDE:B』~もっと権力勾配に敏感にならなくていいものか

乗りかかった船ですから、見て参りました『東京2020オリンピック SIDE:B』 観客は私入れて六人くらい。 やっぱりSIDE:Aより見られているようである。 www.youtube.com なかなか面白かったんです。 印象深いのはカメラをかついでインタビューしてまわる河瀨…

白いポッカの管理人

どうにも日本語の通じない管理会社の、愚にもつかない漏水案件にかれこれ10ヶ月ほどもつきあわされている。 そろそろ疲れてきているので、「話せばわかるんじゃないか路線」を放棄、思いつく限りいろんな見積もりをかき集めて外堀を固め、最終的な選択だけ迫…

プルースト、まさかの行き止まり。

やたらと長いので有名な小説を 「ためしに最後まで読もうとしてみたら、どれくらいの時間がかかって、その間にどれくらいの出来事がおこるんだろう」 という好奇心から読みはじめるとする。 読んでみると意外や意外、超面白くて(特に人の悪口を書くときに露…

季節の代わり目の罠

冬の間しまいこんでいた扇風機を出してきて、蒸し暑く感じる日に短時間つけたりつけなかったりするくらいの季節である。 「ちょっとだけつけておくか」 なんて言って、部屋の隅、壁コンセントのあたりに扇風機を置いたまま電源を入れる。 真後ろから風があた…

ヤクルト1000がなければヤクルト1000以外のものを飲めばいいじゃない

どういうわけだかヤクルト1000の人気がやたらとすごいというので、走って見に行ってみたら実際、どこのスーパーもこんな感じになっているではないですか。 「へえ、なになに。なんでそんなに売れてるの」 なんてwebサイトを見てるとヤクルト1000はさておいて…

プルーストにおける「この人今何歳なのか問題」

すこしひんやりする雨上がりにベランダをあけると、眼の前には朝顔のプランターがある。 そのわずかばかりの四角い土の中から、生命力を急激に取り込みつつある生態系の匂いが鼻をついてまっすぐやってきた。 しゃがみ込んでつるの伸び具合を確認しながら思…

外界にも、お手洗いにも季節あり

お手洗いで使ってる俳句日めくりカレンダーを非常に気に入っており、今年で二年目です。 365日分、季節ごとの俳句、季語、二十四節気七十二候、月齢なんかがのっていて、毎日ぼんやり眺めては、それでも地球が回っていることを噛みしめるのが本当に楽しいお…

『東京オリンピック』~市川崑も賛否両論だったらしい

図らずも今月はオリンピック映画月間であるらしいということで、せっかくだから見ておくことにした、1964年市川崑監督の『東京オリンピック』 膨大な予算をかけてわざわざ残してあるだけあって、やっぱり振り返って観ると随所面白いもんですね。 www.youtube…